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オリジナルボイスドラマ、黒隼と鳥かごの世界の製作日記です。

   
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キャラ語り
■キャラ語り4
キャラ語りのためにでてまいりました。
本日はノアです。
多少設定のネタバレを含むので、続きから。


ノアは、前作「夜色がらすと黒蝶の姫君」に登場かる悪役、雨桜の生まれ変わりです。
性格も、喋り方も・・・多々似ているところがあるのが、前作をお聞きいただけた方は分かるかと思います。
とはいえ、これは「黒隼と鳥かごの世界」という物語。
この物語におけるノアとはどういうキャラクターなのか、少し書きたいと思います。
ちなみに、一話でノアは冒頭部分にしかでてきませんでしたが、
二話からはどんどん出張ってきます。CVの空ゆたさまのお声をどうぞ堪能していただきたいものです。
ノアは色々と捻じ曲がったキャラクターです。
世界を愛している、と自己主張したりします。
この物語は、少々矛盾したような台詞がでてきます。
「ノアを殺してこの世界を真実に」
「黒隼を殺して世界を真実に」
前者は、鍵となっているノアを殺すことで世界を真実に導きたいということ。
後者は、黒隼を殺して自分(ノア)が独裁者として世界に立ち、世界を真実にみせかけるということ。
本当は嘘の世界だとしても、ノアにとっては愛すべき自分の書いた真実の世界なのです。
それを本当の意味で真実を求めて対抗するのが黒い鳥です。
前作では、からすというキャラクターがその立ち位置にいました。
ノアにとって、この世界の嘘をあばく鳥は本当に憎たらしい存在でした。
もはや、対決は古くからの因縁により続いているというのもありそうです。
そんなノアですが、この作品ではやはり大人びたあやしい雰囲気もさながら、
子供らしいむじゃきな側面も見られます。
姿は子供ですから、気持ちもどこか子供なのです。
自分の意思は押し通そうとしますが、それが変な方向へ曲げられたりすると、
思わずたじろぐところもあるようです。
不敵な笑みをたたえている少年とはいえ、
ノアの中に存在しているちょっとした子供らしさ、というものは
ノアというキャラクターを構築する上でも大切なものでした。
物語の設定ともこのように深く関わりあうノア。
これからどのように活躍するのか。見守っていただければ幸いです。
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